大きな病院にはいろいろな治療室や病室があります。
病気で入院をしなければいけないとき、その病状に合わせて病室などが決められ、必要に応じて特別な治療室なども利用します。
手術をするときには手術室に行きますし、レントゲンで検査をするときには専用の検査室に行かなければいけません。
では病院内にあるICUとはどんな治療が受けられるところになるかです。
日本語では集中治療室などと言われ、特に重篤な状態にある患者を集中的に治療する部屋になっています。
病院では24時間体制で治療や看護が受けられますが通常は24時間医師や看護師が付ききりではなく一定時間ごとに回診する程度が多いです。
一方ICUはまさに24時間医師と看護師が付ききりで治療を見たり容態を観察したりします。
病院外で大きなけがをして運ばれるケースもありますし、入院中に今の症状が悪化することでこちらに移動するときもあります。
患者自身がICUに行くかどうかの判断をするわけではありません。